ネガティブ思考で人付き合いの苦手な私が実践している社会を生き抜くための3ヶ条
ちょっと今日はいつもと雰囲気を変えたネタで攻めてみます。
自分の中でのまとめノート的な意味も兼ねて、いつか書こうと思っていた
オタク気質で人付き合いが苦手な私が、会社員としてそれなりに認められ、それなりの実績を築くために心がけていること
です。
成功者体験のほとんどが参考になった試しがない
なぜ私がこのネタを書こうと思ったか?
それは世の中にある「こうすれば上手く行く!」「できる人はやっている◯◯習慣」みたいな本やネットの情報が自分の性格とかけ離れ過ぎていて、まったく参考にならないからです。
正直、そんな本を読んで上手く行くようになる人って、元々それなりに上手く行っている人なんじゃないの?と思ってしまいます。
実際そういう本を読んでも、少なくとも私にはちっとも参考になりませんでした。
「ポジティブ・シンキングで上手くいく!」とか言われても
そもそもポジティブに考えられないから困っとるんだわ
としか思えないのです。
でも、そういう人って案外多いんじゃないかなと私は思っていて、そういう人にちょっとでも参考になれば・・・というのが私がこんな投稿を書いている動機です。
私の性格は・・・
まず、そもそも私は生まれつき人付き合いが得意ではありません。
子供の頃から人見知りが強く、友達と遊ぶより一人で集中して遊ぶ方が好きでした。
勉強は特に好きでもありませんでしたが、本を読むのが好きだったので、まぁそれなりに出来る子ではありました。
ちなみに、スポーツは大の苦手。
例えば足は鈍足。
水泳では25m泳げたことがありません。最高15mくらい(*´ω`*)
ま、ここまで来れば皆さんおわかりでしょう。
私ががっつり“いじめられっ子”だったことがwww
そんな私ですので、社会人になってから5〜6年はかなり苦労しました。
幸い音楽が好きで音楽関係の会社に入れたので、まったく畑違いの業界に入った人よりは大分マシだったと思いますが、何分最初は「営業職」でしたので夜も眠れない日々がかなり続きました。
そんな私ですが会社員生活20年を経て、今ではそれなりのポジションで、それなりに周りから信頼されて責任のある仕事を任せられるようになりました。
別に私はそのために誰かに媚を売ったりとか、何か裏金を使ったとか、そんなやましい事は一切やっておりません。
コネ入社でもありませんよ! (笑)
ただ、冷静に自分のことを振り返ると「こういう事を気をつけているからかな?」と思うことがいくつかあります。
昔の私のように悩んでいる人に少しでも参考にになれないかと思って、その事をちょっと書いてみます。
1) 問題にぶち当たったらまず爆笑する
いきなり奥義を出してしまいますが、私が今まで困難を乗り越えて来た時のコツは、これが9割と言っても過言ではありません。
まぁ明石家さんまの“引き笑い”みたいに爆笑しなくても良いのですが、「あちゃー! マジか〜〜! あははは(・∀・)」くらいは笑っちゃいましょう。
これにはいくつか効能があります。
・自分がやらかしたミスの場合、笑うことで一旦そのミスに心理的距離を置き、冷静になれる。
・笑ってる間に「どう対処すべきか?」を頭の中で考える時間が稼げる
・誰かがやらかしたミスの場合、笑うことでミスした人や周りの人達の焦りとか怒りを和らげ冷静にさせてあげることができる。
・これは後からついてくることですが、ミスをやらかした人から「こんなミスをやらかしても笑ってくれるなんて良い人だ」と信頼が得られる
・一旦笑ってミスした人を冷静にさせてあげれば、そのミスを注意する時も相手も冷静に受け入れてくれる
こんなところでしょうか。
私がこれが良い方法だとお勧め出来るのは、「笑うことは誰でもできるから」です。
笑うことは別に才能ではありません。
子供の時から誰でもできることです。
恥ずかしがらずにやろうと思えば誰でも実践可能です。
ただ、一個注意しないといけないのは「笑うならちゃんと笑え」ということです。
ニヤニヤしたり、いわゆる漫画のキモオタみたいに「げひひひ・・・」と笑うのは絶対NG。
多少うるさいと思われてもしっかり笑いましょう!
2) 他人に期待しない
人が怒ったり、悲しんだりという負の感情を抱く時というのは、だいたい期待したような成果が得られなかった時です。
なので、ちょっと冷たい言い方ですが、始めから人に期待しなければ良いのです。
これはちょっと表現が難しいのですが、別に全員を疑えというつもりではありません。
勘違いしないでもらいたいのは「期待しない=誰も信じない」ではないということ。
人間一人ができる事なんてたかが知れています。それはどんな大政治家や凄腕のクリエイターでも同じです。
誰かの助けがなくては、社会のほとんどは上手くいきません。
だから、そういう助けをしてくれる人を信じることは大切です。
ただ、私が思うのは「誰かを信じるというのは、その人の失敗も成功も受け入れる」ことだと思うのです。
「あの人が失敗したというなら、それは自分がやっても上手く行くはずがなかった。あの人は全力でやってくれたはず。」
仮に失敗したとしてもそう思うことです。
結果だけを見て、その人を評価してはいけません。それでは誰かと上手くやっていくことはできません。
逆に言えば、そう思えないような相手なら何も任せるな。一から十まで全部自分でやるべきです。
そして、一旦信じると決めたら最後まで信じろ!
私は別に自分の仕事の能力が高いなどとこれっぽっちも思っていません。
むしろ低い方から数えた方が断然早い。
いわゆる「勉強ができても仕事ができるとは限らない」というやつです。
でも、誰かを信じることはできます。
そして、必要以上に期待せず、その結果を受け入れる覚悟を決めることだけはできます。
どんなネガティブ思考でも、いえ、ネガティブ思考だからこそ、そもそも人に期待してないのですから、「やっぱり任せなければ良かった」とかネガティブになりようがないのです。
失敗したら「やっぱりね!」だし、逆に成功すれば「おお〜奇跡だ!」となるわけです。
3) 自分の気持ちに嘘はつかない
私は生来嘘をつくのが苦手です。
顔に出るし、言いたくもないおべっかを使ったり、愛想笑いをすぐのが苦手です。
いわゆる「世渡り下手」というやつですね。
営業をやっていた時はそれでも「社会人とはそういうものだ」と言い聞かせて、我慢したり嘘ついたりしていました。
でも、それって一瞬は上手く行っても、結局長続きしないんですよ。
むしろどんどんストレスが積み重なっていきます。
で、実際その無理が祟って身体に不調をきたしてしまいました。
そこでもう自分の気持ちに嘘をつくのは止めました。
「言いたいことは言おう。」「違うことは違うと言おう。」「自分の考えが相手と違ってもはっきり言おう。」と考えを変えました。
ただ、そこで気をつけたのは「気持ちに嘘をつかない」と「何でも思った通りにはっきり言う」とは必ずしもイコールではないということです。
どんなに正論で相手をまくし立てても、結局その相手が納得して「よし。やろう」と思ってくれなければ、仕事は上手く回りません。
一回は上手く行くかもしれませんが、継続的に回して行くのはやはり無理です。
そして、継続的な結果が得られなければ、仕事としては赤点です(芸術作品なら別ですが)。
なので、相手もその気にさせるには「自分の考えを相手が受け入れ、相手も共感してくれるような伝え方」を考えるのが大事です。
「自分が言いたいことを率直に言うという意味で嘘をつかない」
のではなく、
「自分が言いたいことを相手が受け入れやすいように伝え方を工夫するという意味で嘘をつかない」
という風に、自分の考え方をちょっと修正したのです。
確かに、相手が受け入れやすい伝え方を考える必要があるので、頭を使いながら話す必要は出てきます。
でも、自分が言いたいことを言えないストレスを抱え込むよりは、私は百倍マシだと思っています。
そして、何よりそういう積み重ねをすることで、ここぞ!というときにズバッと率直に物事を言うと
「こいつがここまで言うなら余程のことなんだろう」
と相手が受け入れてくれやすくなります。
全ての勝負で勝とうとはせず、たとえ99回負けても「ここは絶対譲れない!」という1回のポイントではかならず勝つ!
口下手で人を説得するのが苦手な私ですが、そうすることで少しずつ信頼を獲得し、「説明は下手だけど、こいつの話は聞いておいた方が良い」という信頼関係を周りと築くことができました。
まとめ
以上、人付き合いの嫌いな私が実践して、それなりに上手く行っている人付き合いの3ヶ条を書いてみました。
いかがだったでしょうか?
人生というのは人それぞれですし、自分を取り巻く環境もそれぞれ違います。
なので、私がこの方法で上手く行っているから他の人も上手く行くとは限りません。
人生はそんなに簡単ではありません。
ですが、オタク気質、人付き合いが嫌い、いじめられっ子だった私でも、自分の経験を分析し、色々試行錯誤を繰り返すことで、何とか「これをしっかり守れば」と思えるアプローチを見出すことができました。
その具体的な方法は違うかもしれませんが、誰にでもきっと「自分なりのアプローチ」を作り出すことは可能だと思います。
今回の私の投稿がそんな悩める人達にとって少しでも参考になれば・・・と願います。
今回も長文を最後までお読み頂きありがとうございました😆