世界を救う読書

ビジネス書から文芸書までさまざまな本を通して世界の見方を考えるブログ

世界は再び全体主義の時代へ進む? 吉成真由美「嘘と孤独とテクノロジー」

吉成真由美著「嘘と孤独とテクノロジー」のレビュー。MITの研究によると、ネット上では真実より嘘の方が6倍も速く広く伝わる。 進化するテクノロジーが拡散する嘘と、加速する世界の全体主義化。いま私たちは何をするべきなのかを考察する著作。

「緊急事態宣言」という愚策と「事業規模」というごまかし

とうとう緊急事態宣言が出される事態になってしまいました。 世の中の空気とは敢えて全く逆のことを言いますが、はっきり言ってこんな馬鹿げた話はありません。なぜならこの宣言によって日本の経済恐慌の被害が激化する可能性が非常に高いからです。 今回は…

コロナウィルス経済対策は「事業規模30兆円」じゃ全然足りない

新型コロナウィルスの国内経済への悪影響のために政府が超大型経済対策を打ち出そうとしています。 ただ、その経済対策の中身についてはどうも“前例に囚われない”とか“超大型”とかいう言葉だけで、中身が全く伴ってないスカスカの経済対策”になりそうな様子…

あなたの食卓が危険で一杯になる日。日本の食料安全神話崩壊 その2

早速ですが今回は前回の記事に続き、種子法が廃案になったことによって私たちの食生活にどのような影響が出るかについてです。 [目次] 種子法廃止後、誰が種を作るのか? 民間企業が担う種子の問題点1 F1品種とは? F1品種訴訟 民間企業が担う種子の問題点2 「…

あなたの食卓が危険で一杯になる日。日本の食料安全神話崩壊 その1

日本の食物の安全を守ってきた種子法が廃止されたが、ほとんどの国民は種子法という法律が存在していたことすら知らない。そして知らない内に食物はさらに危険なステージへと上がっていく。

林修先生の本「いつやるか? 今でしょ!」を今頃読んでみた

「いつやるか? 今でしょ!」で大ブレイクした東進ハイスクール芸人・・・もといカリスマ講師の林修先生。 彼が8年前に書いた本 「いつやるか? 今でしょ −今すぐできる45の自己改造術!−」 と読みました。 今でしょ! と林先生が言っているにも関わらず、この202…

カルロス・ゴーンの誕生日に逃亡先のレバノンが財政破綻

今日、3月9日は元日産自動車会長のカルロス・ゴーン氏の誕生日だそうです。 そのゴーン氏が逃亡先に選んだ中東の国家レバノンが財政破綻しました (笑)。 いや、笑い事じゃないですしゴーン氏の逃亡とも何の関係もないのですが、「カルロス・ゴーン、“持って…

SNS離れが進む潮流。私がSNSを辞めた理由と辞めて良かった点を挙げる。

辞めたくてもやめられない。何となくずるずる続けている。辞めたら周りから置いていかれるんじゃないか・・・。そんなSNS地獄にはまっている方に是非読んで欲しい。私がSNSを辞めた理由とその結果をご報告します。

読書レビュー 「AI x 人口減少 これから日本で何が起こるのか」

今回は久々の読書レビュー! お題はこちらです! 中原圭介著 「 AI x 人口減少 これから日本で何が起こるのか」。 AI×人口減少 これから日本で何が起こるのか 作者: 中原圭介 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2018/10/26 メディア: 単行本 この商品を…

トイレットペーパーに群がる人を日本人は笑えない。

新型肺炎騒動は不確実性に対応する能力を削り続けてきた日本の脆弱さを露呈した。世界は不確実性に対応して生き残るために何が必要なのかを改めて考える。

古代中国の「莊子」が予言したネット社会の病。便利さの追求が心の安定を失わせる。

さて皆さん、毎日どれくらいインターネットに接続していますか? デスクワークをしている人であればネットに繋がっていない時はほぼないでしょうし、そうじゃない人でもスマホの時間まで計算すれば、むしろ寝ている時は常時接続が当たり前かもしれません。 確…

「国民の安全よりもお金が優先」それが責任全力回避政府の大方針

新型コロナウィルス対策として2月27日に政府が出した「全国の小中高の休校要請」。 世間では賛否両論あるようですが、ざっくり言うと 賛成派: 感染拡大を防ぐためなら仕方ない。 反対派: 子供が家にいる間誰が面倒みるんだ。その間の勉強の遅れはどうする…

キャッシュレス化をこのまま進めても本当に大丈夫か?

2019年10月の消費増税に合わせて実施されているポイント還元で注目を集めているキャッシュレス化。PayPay(ペイペイ)やLINE Payなど、少しずつ日本でも拡大してきたキャッシュレス化の流れが強くなっていますが、一方で「個人情報の抜き取り」などの懸念が多…

GDPがマイナス!!の何が問題なのか改めて考えてみる

すでにニュースで大きく報じられていますが、2019年10月から12月のGDP (国内総生産)がマイナスに落ち込みました。実質でマイナス1.6%、名目でマイナス1.2%。 ただ「実質GDPがマイナス1.6%!!」とか言われても、恐らく普段経済にそれほど関心がない方や経済…

10秒でわかる日本が財政破綻しない理由

毎度毎度湧いて出てくる「国の借金◯◯兆円突破!」「国民一人当たり◯◯万円!」という報道。なんかもう、逆にみんな「またいつものやつか〜。はいはい、大変大変。」と呆れ返っているような気さえします。 このブログでは何度も書いてますが、日本が財政破綻す…

全力でデフレを支援する日本人マインド

前回のこちらの投稿でデフレとは何なのかについて取り上げました。 今日は肝心の「じゃあ、どうやったらデフレから脱却できるのか?」ついての解説です。 [目次] インフレとデフレの違い デフレの原因はお金が足りないから お金は誰が発行できるのか? デフレ…

デフレ不況とは何なのか? インフレとは何が違うのか。

早いもので新しい令和の時代になってもうすぐ1年が経とうとしています。 去年の今頃は、平成が終わるなんてあまり実感がありませんでしたが、一年も経つと案外令和にも馴染んでしまい、「平成」という時代がすっかり過去になりつつあるように思います。 しか…

新型肺炎というグローバル社会の申し子が世界を平等に襲う

世界中で猛威を奮っている新型コロナウィルス。 WHOの報告によると、2月2日時点で死者が361人を超え、感染者数も1万7000人を突破。日本でも感染者が20人に達した模様。 たまらず日本政府も中国からの入国を制限。すでに8人を入国拒否としたようです (春節で…

実はEUを離脱した英国よりも欧州の方が問題山積みだということ。

2020年1月31日。遂に英国がEUから離脱しました。 多くのメディアが「全米が泣いた!」・・・もとい(笑)、「世界秩序の終焉! 混乱の世界が待っている!」みたいなヒステリックな報道がされています。正直、こういう報道を見ると日本のメディアはやっぱりナイー…

メンタリストDaigoの「超効率勉強法」を読んでみた。

「一所懸命本を読んだはずなのに、1週間経ったら内容を忘れてしまった。」 「勉強してもすぐに忘れてしまう。」 こんな経験は誰でもあるのではないでしょうか。 かく言う私もその一人です。 本を読むのは大好きなのですが、一度読んだだけだとなかなか覚えら…

5Gのメリットは? 知らぬ間に整備費用を負担させられる総務省の計画

去年、一昨年頃からにわかに注目を集めている「5G」。 「なんか凄い早いネット回線なんでしょ?」くらいしかご存知ない方がほとんどだと思いますが、そんな国民をよそに5Gの基盤整備費用をネット利用者から徴収しようと総務省が検討を始めたようです。 「総務…

日本の英語教育が駄目なのは政治家は言葉の力を舐めているからだ。

昨年末から政治家のドタバタ劇のせいで揉めている大学入試共通テスト問題。その中でも一番問題になっているのが英語の4技能試験です。この言葉だけは何かニュースでもよく出るので、「何か聞いたことあるな〜」っていう人は多いのではないでしょうか。 英語4…

アメリカ VS イラン。なぜ対立が激化するのかをまとめてみた。

いやー、驚きましたね! アメリカとイランが「いざ戦争か???」という状況に突っ込みました (軽すぎww)。 1月8日昼のNHKニュースでは“イラン情勢に詳しい”解説者が 「イランはアメリカとは真剣に対立するつもりはない。しかし、司令官を殺害された以上、…

嘘をつかずに国民を騙す。安倍政権のテクニック。

安倍首相が2012年末に政権を取ってから、はや7年が経ちました。その間さまざまな改革がなされて来ましたが、さっぱり国民生活は改善していません。普通これだけ停滞していたら政権交代しても良さそうなものですが、さっぱりその気配すらありません。これはな…

労働者の使い捨てを“ヒット商品”と呼ぶ。それが日経新聞。

日経新聞の中でも特にマーケティング関係の記事を取り上げる日経MJという新聞があるのですが、それの1月1日付の記事で、「世界各国の2019年度ヒット商品」を紹介する特集記事がありました。アメリカのヒット商品ベスト5として取り上げられていたのが 1位 宅…

映画「家族を想うとき」に見るシェアエコの恐るべき実態

遅くなりましたが令和2年初投稿となります。 最近投稿の頻度が落ちてしまっていますが、東京オリンピックもありますし(?)一念発起して今年はもっと投稿できるようにがんばりますので、みなさま宜しくお願い申し上げます! m(_ _)m さて、令和2年初投稿はな…

もっとルーズになれば日本は必ずうまくいく!

日本の大停滞時代とも言える平成という時代が終わり、令和という新しい時代が始まりました。 しかし、「新しい時代」とは名ばかりに、消費増税以降、実質賃金が減少したり、出生数が統計開始以来はじめて90万人を下回ったり、小売業の販売額が下落したりと暗…

今さら聞けない「仮想通貨の秘密」。お金はなぜ価値があるか?

さて前回の投稿で、アメリカドルや日本円のような通貨は「政府がそれを使って税金を支払うことを義務付けている」ということが価値の源泉である、という説明をしました。 一方、ここ数年流行りの仮想通貨は「仮想空間での発掘量が限定されているという”希少…

今さら聞けない「仮想通貨って何?」。リブラで考えるお金の価値。

ビットコインやら何やらで数年前から話題になっている「仮想通貨」。「"通貨"でさえよく分からないのに、それに"仮想"なんかくっ付いたら意味不明!」っていう人も多いのではないでしょうか(笑)。しかし、仮想通貨の中身を知ると、これがなかなか面白い!リ…

なぜアメリカ人は銃を手放せないのか?

あなたも一度は思ったことのあるのではありませんか? 「なぜアメリカでは銃犯罪がなくならないのか?」と。 そもそも日本では銃を持つどころか見たことすらない人がほとんどですので、あれだけ銃犯罪が発生するのになぜ銃規制が進まないのか全く理解できない…

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