世界を救う読書

ビジネス書から文芸書までさまざまな本を通して世界の見方を考えるブログ

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

改めて考える「働くことの意義」。人工知能に取って代わられる労働とは?

井上智洋さんの「人工知能と経済の未来 -2030年雇用大崩壊ー」のレビューです。新書ということで読みやすい形式になっていますが、単純な「AI脅威論」ではなく、AI技術の今後の展望とそれが社会に与える影響。人間にとっての働くことの意義まで平易な文章で…

“物事の本質”なんて見抜かなくていい。必要なのは断言する勇気。

「物事の本質を見抜け」「本質的な議論をしろ」。ビジネスの世界ではよく言われるフレーズですが、物事に「本質」なんてものはありません。細谷功 著「『具体⇄抽象』トレーニング 」を通して、物事の本質という幻想を暴く・・・かもしれない!

退屈から逃れる方法はあるか?國分功一郎著「暇と退屈の倫理学」。

誰でも一度は体験したことのある「退屈」。そもそも人はなんで退屈をするのか。いつから人は退屈を感じるようになったのか。そんな退屈を徹底的に論じた書籍「暇と退屈の倫理学」をご紹介。実は退屈には古代から現代に至るまでの人類史にまつわる秘密があっ…

世界は再び全体主義の時代へ進む? 吉成真由美「嘘と孤独とテクノロジー」

吉成真由美著「嘘と孤独とテクノロジー」のレビュー。MITの研究によると、ネット上では真実より嘘の方が6倍も速く広く伝わる。 進化するテクノロジーが拡散する嘘と、加速する世界の全体主義化。いま私たちは何をするべきなのかを考察する著作。

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