世界を救う読書

ビジネス書から文芸書までさまざまな本を通して世界の見方を考えるブログ

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

国際競争力と英語力は無関係。大人のエゴが子どもの能力を破壊する。

先日、2020年から開始される小学生への英語授業の教科化について記事を書きました。 この記事が結構好評でしたので、前回の投稿で書ききれなかった 英語教育の強化はグローバル社会で必須論への反論 を書きたいと思います。 グローバル化と英語教育は関係な…

就職氷河期世代を斬り捨てた者たちが政府に「世代支援要請」という茶番劇

今日は本当は昨日の英語教育問題に関する投稿をしようと思っていたのですが、ちょっと頭にきたニュースを見つけましたので急遽予定を変更しますww 私が頭に来たニュースというのはこれです。 記事によりますと 政府は、人手不足が深刻化する中で日本の成長…

小学生の英語教科化がなぜマズイのか

2020年度から小学校5,6年生の英語が正式な教科として取り扱われることをご存知でしょうか? ちょっと古い記事ですが、 2020年度から、小学校5・6年生で行われていた「外国語活動」に代わり、正式な教科として「英語」が導入されます。(中略)外国語活動…

"災害時の命綱"AMラジオを廃止させるな。

先日報道されていましたが、国の火山噴火検討会が富士山が噴火した場合に起こる災害のシミュレート結果を発表しました。それによると 富士山で大規模な噴火が発生した場合、首都圏を含めた各地にどのように火山灰が広がり影響が出るのか。国の検討会が公表し…

イギリスの次はイタリア。ほころび始めたEUのつながり。

ブレグジットで揺れるEUですが、イギリス以外でもEU崩壊の序曲は始まっているようです。先週の時点で既に声明を出していたところですが、中国が進める一帯一路構想にイタリアが参加することが正式に決まったようです。 「中国、窮状のイタリアに触手 「一帯…

インスタ映えで衰える日本の桜

早いもので2019年が始まってもうすぐ3ヶ月が経とうとしています。それはつまり平成という時代があと1カ月ほどに迫ったということでもあります。そしてもう一つ、3月下旬と言えば、そう!桜の季節です。これらを合わせると「平成最後の桜」の時期だということ…

なぜイチローの名言は心に響くのか? 努力が生んだ天才の引退。

もう皆さんとっくにご存知の通り希代の天才打者「イチロー」選手が引退を表明しました。個人的にはイチローまで「野球選手を”卒業”します」とか言い出したらどうしようかと思っていましたが、流石にイチローさんに限ってそんなアホな言葉は使いませんでした…

世界幸福度ランキング発表。過去最低を記録した日本は不幸な国か?

先日国連がまとめた世界幸福度ランキングというものが発表されました。 日本人はとかくランキングが好きな国民ですが、「幸福度ランキング」となるとなおさら気になりますね。さてその結果は・・・ 日本の幸福度「過去最低の58位」 日本の幸福度、過去最低の…

読書の効能とは何か? 読書術遭難者にお勧めの最強読書。

書店の店頭を見ると、必ずと言って良いほど新刊コーナーに「読書術」「読書のススメ」など、読書の効能や効果的な読書方法などを指南する本が並べてあります。 ネットで情報を収集する習慣が強くなってきたため、逆に敢えて「本を読む」という行為の価値が高…

静岡県と同じ面積の国土が既に中国人に買収されている

皆さん「最近は土地代が値上がりしている」と聞くとどう思われますか? 多分多くの人が「何か景気の良い話なんじゃない?」と漠然と思われるのではないでしょうか。 若い方はご存知ないかもしれませんが、バブル経済の頃は「土地神話」というのがあって、土地…

古美術鑑定士・中島誠之助が「いい仕事してる」理由

「良い仕事してますね〜」の決め台詞で一世を風靡した、古美術鑑定家の中島誠之助さん。その中島氏の書いた本を読みました。その本がこちらの 中島誠之助著 「ニセモノはなぜ人を騙すのか?」 ニセモノはなぜ、人を騙すのか? (角川oneテーマ21) 作者: 中島…

GAFAを巡る地殻変動が世界で勃発。GAFAの力の源を巡る戦い。

ここ最近色々なところでよく目にするようになった「GAFA」という言葉。 言わずもがな、世界を代表する巨大IT企業「Google」「Amazon」「Facebook」「Apple」4社の頭文字を取ったものです。 Googleの検索サービス、Amazonの通販、FacebookというSNS、そしてAp…

村上世彰の「子どもの投資教育」は投資ではなく"ギャンブル教育"だ。

バブル崩壊後の混乱期に時代の寵児として話題になった村上世彰氏。 インサイダー取引によって30億円もの不正利益を取得したとして逮捕された後は、すっかり鳴りを潜めていましたが、最近またメディアなどの表舞台に出るようになってきましたね。 さて、そん…

就職氷河期世代の叫び「アラフォー世代の給料が月2万円も激減」。

私は押しも押されもせぬ「アラフォー世代」。 約20年前私が就職活動をしていた頃は、かつてないほどの超就職氷河期でとてつもない苦労を経験しました。私のようなアラフォー世代にとっては、今の若者の就職活動の苦労なんて生ぬるすぎる!! と思ってしまうほ…

「景気が良くなったら財政破綻する! 」。そんな理屈がまかり通る日本の国会。

1982年に「財政非常事態宣言」が出されて以来40年近くもの間、ほぼ毎月のように 「日本の借金◯◯兆円」「財政破綻まったなし!」 という報道が流れます。 しかし、残念ながらどれだけ声高に日本経済の危機を煽っても、日本の財政が破綻することはあり得ません…

震災の日に考えた小学生の3割弱が公衆電話を知らないという事実

昨日はあの東日本大震災から8年目ということで、さまざまなメディアでこれまでの軌跡を振り返ったり、被災地の現状を報じたりする特集が組まれていました。東日本大震災は当時の私達にとってまさに想像を絶する大災害でしたが、これと同じ規模あるいはそれ以…

「労働者働かせ放題」が着実に進行。高プロ制度の実態

今春から実施される高度プロフェッショナル制度(高プロ)。去年の国会審議で大騒ぎになったこの新しい制度の恐ろしいところは、対象になる ・年収 ・職種 ・労働時間の管理方法 について、厚生労働省が独自に制定できる「省令」で決めることができるという点…

半数近く人が貯蓄額50万円以下の現状。これで消費増税を行うのか?

SMBCコンシューマー・ファイナンスが3月6日発表した貯蓄に関する調査によると 0万円(貯蓄無し)が23.1% 1万円〜50万円以下が24.6% にも上ったそうです。全体の半数弱ですね。100万円以下を入れると、60.5%に達したとのこと。 また、貯蓄額の平均も2018年が…

景気指数低下。なぜ政府の景気判断は国民の実感と離れているのか?

昨日は折角景気の良い話を投稿できたというのに、今日は一転”景気の悪い”話をしなくてはならなくなりました(´・ω・`) 記事によりますと 景気の状況を示すことし1月の「景気動向指数」が、3か月連続で悪化し、内閣府は基調判断を下向きに修正しました。こ…

日本の科学力再生へ! 世界から二千人を超える科学者が集結する!

いや〜〜良かった! 本当に良かった! とりあえず最悪のシナリオは免れた! というのが率直な感想です。 「何の話だ??」って? 私がこのブログで何度も取り上げている次世代加速器”国際リニアコライダー”プロジェクトがようやく日本での建設に向けて動き出すこ…

キャッシュレス化と引き換えに売り渡される個人情報

2019年10月の消費増税に合わせて実施されているポイント還元で注目を集めているキャッシュレス化。PayPay(ペイペイ)やLINE Payなど、少しずつ日本でも拡大してきたキャッシュレス化の流れが強くなっていますが、一方で「個人情報の抜き取り」などの懸念が多…

なぜ安倍政権が独裁化したか? 政治主導が抱える矛盾

少し前に知り合いの中国人に言われたのですが、「日本は国も企業も何でも決めるのが遅い。今の時代はさっさと決めて動いていかないと時代に置いて行かれるぞ。」だそうです。 ただ、これって日本国内でもよく言われますよね。 「政治的な決断が遅い」 「日本…

平成という時代に充満した閉塞感の原因とは何か

平成という時代も残すところあと2ヶ月となりました。 みなさん、どうお過ごしでしょうか? 平成という時代が間もなく終わろうとすると、やはり多くの人が平成という時代を振り返ることが多くなるのではないでしょうか。特に昭和の時代を知っている人たちにと…

信頼性よりも無料なネット報道を選ぶ炎上型社会の病

新聞離れが叫ばれて久しい昨今、皆さん普段はどこでニュースを見ていますか?恐らくほとんどの方がインターネットで見ているのではないでしょうか。 インターネットの前後でみんなのニュースへの接し方も劇的に変わったかと思います。 さて、そんな折り新聞…

人手不足を解消する良い規制緩和と悪い規制緩和

さてさて今日から3月がスタートしますね。平成最後の3月!(笑) そしてあと2ヶ月弱で10連休・・・あるいは人によってはそれ以上となる超大型連休がやってきます。みなさん、お出かけの予定はもう立てられましたでしょうか? とは言え、既にニュースでもチラホラ…

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