世界を救う読書

ビジネス書から文芸書までさまざまな本を通して世界の見方を考えるブログ

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

教養ブームが生む弊害について。教養とは”思いやり”である。

コロナ禍に前後して活況を呈するのが”教養”市場だ。 日本人の勉強好きは昔からの特徴だが、社会の不安定化を反映してか、単なる勉強を超えた"教養"という分野が注目を集めている。 たとえば書店の入り口を潜れば、真っ先に教養コーナーが目に飛び込んでくる…

鈴木宣弘「農業消滅」。日本を襲う飢餓までのカウントダウン。

現代は飽食の時代だと言われるが、その一方で日本は食料自給率は世界でも低い。 その自給率は実に38%。 私達が普段口にしている食料のうち、4割未満しか国内の生産量で満たせていない計算だ。 食は体の素だと言われるが、その意味では私たちの身体の三分のニ…

”普遍性のディズニー”と”多様性のチャップリン。あなたの心をつかむのはどっちだ?

ウォルト・ディズニーとチャーリー・チャップリン。 世界で最も有名なこの二人だが、彼らの繋がりを知る人は意外にも少ない。年齢で言えば一回りほども違うが、実は彼らは強い師弟関係で結ばれていた。 たとえばこんな話がある。 ディズニーは子供時代からチ…

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