世界を救う読書

ビジネス書から文芸書までさまざまな本を通して世界の見方を考えるブログ

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

中国で食べたマンゴーの味が教えてくれたグローバリズムの誤り

実は先週一週間、中国の南方へ出張しておりました。 もしかしたらとは思いましたが、やはり中国からは「はてなブログ」の記事投稿はできませんでした。正確に言えば入ることはできたのですが、とんでもなく遅くて諦めました(笑)。 まぁ、やはりかの国から日…

なぜ日本ではプライベートで政治的な話をするのがハードルが高いのか

先日東洋経済オンラインでちょっと面白い記事を見つけましたので、その事について今日は書いてみたいと思います。 テーマは「日本人がなぜ政治の話をしないのか?」です(記事を書いているのはフランス人)。 日々このブログで政治や経済に関する話題を取り上げ…

SNS離れが進む潮流。私がSNSを辞めた理由と辞めて良かった点を挙げる。

さて、今日は皆さんから「ブログやってるお前が言うなwww」と怒られそうな、この話題を取り上げてみたいと思います。 それはズバリ「SNS疲れ」についてです! 私は仕事柄どうしてもSNSから逃れることはできないので、完全にアカウントも削除することは現状…

北朝鮮と韓国が非核化を進めることを日本は本当に歓迎するべきか?

日本に住む人なら誰でも一度は気にしたことがあるだろう北朝鮮問題。 その中でも核実験や大陸間弾道ミサイルの開発に関する話題は、その中でも日本にとっては非常に重要なトピックです。 今年に入ってから北朝鮮がアメリカや韓国の首脳会談を行ったりと核問…

ようやく日本政府がまともな経済政策を打ち出すようになった・・・・か??

さて「やっぱりね」という感じですが、自民党総裁選で安倍総理が勝利しました。 先週のこちらでも書いた通り、安倍首相は緊縮財政まっしぐらでございますので、私はこれっぽっちも評価をしておりません。次の任期でもほとんど期待をしていません。 ・・・が…

ブレグジット(英国のEU離脱)の理由とは、人間が持つ尊厳を傷つけられた“怒り”である。

イギリスが国民投票によってEUからの離脱を決めて早2年。 もう日本ではすっかり「そういえば、そんな事もあったね〜」くらいの温度感になっていますが、EUとの離脱交渉はまだ継続であり、どのような形で収束するかはまだ予断を許さない状況です。 ご記憶の方…

世界一の災害大国が観光を基幹産業にしようとする愚かさ

皆さんご存知の通り今年は異常なほど異常(?)な自然災害が日本を襲っています。 ざっと並べると・・ 2月 北陸地方、福井県を中心に平成30年豪雪 4月 島根県西部地震(震度5強) 6月 大阪府北部地震(震度6強) 7月 西日本豪雨災害 8月 台風12号上陸 全国…

前門の安倍、後門の石破。問題の根幹は首相の顔ではない。

連日ニュースになっておりますように、自民党の総裁選挙が始まっております。 自民党がほぼ単独の政権与党である以上、事実上「次期首相選挙」でもある訳ですが、現職である安倍首相と“次期首相候補”と言われながら“万年候補”になっている石破元幹事長との一…

経営者たちに「働き方改革」をコストカットの言い訳にさせるな

今日はとある事情で、とある企業の、とある社長にお話を伺う機会がありました。 ↑「とある」が多いなww 別にインタビューとかじゃないですよ。単純に、ある技術者の人を探しているということだったので、その話を伺っただけです。 ただ、その時の社長さん…

九州大学火災事件の犠牲者追悼。選択と集中というコストカットによって若い才能を殺すな、

今日は個人的に衝撃的なニュースが飛び込んで来ました。 九州大学箱崎キャンパスと言えば、私が学生時代を過ごした思い出深い大学です。 先週そこで火災が発生したと聞いた時はとてもびっくりしました。何か事故でも起こったのか? でも法学部で火災事故とい…

敢えて書きたい、リニューアル版「安部礼司」への応援讃歌。安部礼司のアベレージが上がった?(笑)

以前「あ、安部礼司」というラジオ番組のリニューアル内容が酷すぎるということで記事を投稿しました。 そうしましたところ、えらく反響がありまして、今ではネット上で「安部礼司」「リニューアル」と検索すると、この記事が上位に表示されるようになりまし…

なぜ大学は存在するのか。著書「『文系学部廃止』の衝撃」から考える大学の存在意義。

突然ですがみなさん。 「なぜ大学に行くのか?」について考えたことがありますか? 私が最初にその疑問を感じたのは実は大学に入学したてのうら若き18歳の時でした。 あれ?遅い?? 本当は高校生の時に考えるべきですか??(笑) まぁ、そういう心ないツッコミはさ…

コンセッション方式という民間活用の闇。政府が横文字を使う時は大概ろくでもない事をやる時だ。

皆さん「コンセッション方式」というキーワードをご存知でしょうか? ここ最近ちょくちょくメディアに出るようになったワードなのですが、 道路や鉄道、水道など国家や地方自治体が運営するインフラ事業を「所有権は公的機関が保持しつつ、運営権のみ民間企業…

ギリシャ財政危機の再発は必然。問題は“日本とギリシャは違う”という事がそれまでに広く認識されるかだ。

ちょっと遅くなってしまいましたが、ギリシャが財政破綻後に欧州連合から受け続けてきた金融支援プログラムが先月完了したようです。 ・・・が、あまり報道されませんでしたね。 財政破綻した!という不安を煽る時には大騒ぎになるのに、財政が落ち着いた時に…

経済学とは自衛隊が出動するような非常事態を一切想定しない学問である。

みなさんご存知の通り、今年は異常なまでに災害が日本列島を直撃しています。 数もそうですが、一つ一つの災害の規模も今まででは考えられなかったようなレベルのものが発生しています。 そのような異常事態において最近では当たり前のように自衛隊の方々が…

古代中国の「莊子」が予言したネット社会の病。便利さの追求が心の安定を失わせる。

さて皆さん、毎日どれくらいインターネットに接続していますか? デスクワークをしている人であればネットに繋がっていない時はほぼないでしょうし、そうじゃない人でもスマホの時間まで計算すれば、むしろ寝ている時は常時接続が当たり前かもしれません。 確…

台風21号が破壊したインフラ。もういい加減「想定外でした」は聞き飽きたぜ!!

今年7月に福岡に帰省した際に「西日本大豪雨」という災害の真っ只中を経験した私は、「これだけひどい事は滅多に起きないわ。とんでもないことになってしまった。」と思っていましたが、ある意味にそれに勝るとも劣らない衝撃の災害が起こってしまいました・…

医者の技術と責任まで無償で引き出そうとする東京オリンピックの病

以前の投稿で、ボランティアの名目で若者の労働力を無料で活用しようとするオリンピック組織委員会を批判しました。 と思ったら、今度は選手や参加者の命を預かる医者まで無料で活用としていたようです。 記事によると、高尾美穂氏というスポーツドクターの…

池上彰著「世界史で読み解く現代ニュース」に潜む近代合理主義的歴史観

さて、今日はある本の読書レビューをお届けします。 その本は 池上彰 & 増田ユリヤ 共著「世界史で読み解く現代ニュース」。 池上彰さんはご存知の方が多いと思いますが、私は全然存じ上げませんでした(笑)。 元々高校で歴史を教えていた先生だったようです…

さくらももこ死去に際して考えた。「漫画は文化」思想は漫画の面白さを殺す。

既にご存知の方が多いと思いますが、ちびまる子ちゃんの作者さくらももこさんがお亡くなりになりました。 昔から漫画好きで、ちびまる子ちゃんもアニメ放送前から毎号読んでいた私としては、やはりこの件を外すわけにはいきません。 ちびまる子ちゃんと言え…

星野源の新曲「アイデア」に「アイデアの生み出し方」の真髄を見た

突然ですが、皆さんWebサイトを作ったり、広告を作ったり、写真を撮ったりという「クリエイティブな仕事」と聞くとどんなイメージを持たれますか? 「なんか無駄に格好つけてそう」 「リア充気取ってそう」 「芸術家気取りのアーティスティックな仕事をして…

"人生で初めて救急車で病院に運ばれた"の巻

※写真は本文とは関係ありません。お決まりの画像を作る時間がなかったので、近郊の夜景スポットの写真を代わりにw時間がなかった理由は本文をご参照ください( ̄∇ ̄)さて、本題です。本当は昨日ブログをアップするつもりだったのですが、のっぴきならない事情…

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