世界を救う読書

ビジネス書から文芸書までさまざまな本を通して世界の見方を考えるブログ

経済ネタ

米中対立の狭間で日本に何ができるのかを問う。橋爪大三郎著「中国vs米国」。

昨年末に飛び込んで来たとあるニュースが世界を騒がせた。 中国のGDP=国内総生産の規模が2028年にはアメリカを上回って世界1位になるという予測をイギリスの民間の調査機関を発表したのだ。 もともと同機関は中国が米国を上回る時期を2023年と予測していた…

名探偵コナンが握る日本経済復活の鍵。最新作「緋色の不在証明」。

人にはそれぞれ他人には決して言えない秘密がありますよね。 私にも秘密はあります。 それは・・・ 40歳過ぎてもいまだに名探偵コナンの映画を毎年観に行っていることです!! しかも20年以上!! ドーン!! 言ってしまった・・・ついに・・・。私の恥ずか…

自由貿易とは”自由に略奪するルール”を作る歴史だった。福田邦夫「貿易の世界史」

ご存知の通り日本という国は資源が非常に少ない国です。 そんな日本にとって海外との貿易は欠かせない要素の一つ。 そして日本においては、「貿易」と言えば企業が自由に海外市場で競争できる「自由貿易」が当たり前だと思われています。 しかし、本当にそう…

コロナ対策給付金で家計の金融資産が297万円増えた!? 日銀報告書のデタラメさに呆れるしかない。

日銀や金融団体などで構成する金融広報中央委員会がまとめた「家計の金融行動に関する世論調査」によると、コロナ禍の2020年において2人以上の世帯が保有する金融資産の平均額が、2019年より297万円増えて1,436万円になったそうです。 この要因について、同…

電話で尖閣を守れると思っている夢想家集団・菅政権

米国でバイデン政権が誕生したことを受け、早速日本政府の「お慶び申し上げます」外交が始まっています。岸信夫防衛相は世界最速で新しい国務長官に電話したとかで、誇らしげに語られているようですが、その会談の内容がロクでもない…。 岸信夫防衛相は24日…

人はなぜ独裁者を欲するのか? 「独裁=悪」という思い込みこそが危険という話

2016年にアメリカ大統領に就任したトランプ氏が政権の座から終わり、バイデン新大統領による政権がスタートします。トランプ政権の評価は様々ですが、ある意味で一つの”功績”として考えても良いのは、「政治体制というものがいかに重要であるか」が、世界中…

2021大河ドラマの前に知っておきたい渋沢栄一「論語と算盤」のもう一つの読み方

渋沢栄一が「論語と算盤」で伝えたかった本当のメッセージを読み解く。これはビジネス書ではない!

相貌心理学「人は顔を見れば99%わかる」が面白い。

早速ですが、今回は会社や友人関係など、人とのコミュニケーションで悩みを抱える人必見の本をご紹介します。 その本がこちら。 佐藤ブゾン貴子著「人は顔を見れば99%わかるーフランス発・相貌心理学入門ー」です。 人は顔を見れば99%わかる フランス発・…

アフリカ化する日本の未来を止められるか?

「ダイヤモンドは永遠の輝き」 1947年に米国のデビアスダイヤモンド社が考案したキャッチコピーだ。 このキャッチコピーによってダイヤモンドはその価値を不動の物としたため、人類史上最も成功したキャッチコピーだと言われている。1999年には、米国の広告…

読めば分かる日本を覆う"空気"正体。山本七平の名著「空気の研究」

突然ですがみなさん、「名著の条件」って何だと思いますか? 「何万部突破!」といった発行部数で測るという考え方もあるかもしれませんが、 必ずしも「たくさん売れた=名著」とは言えません。ものすごくたくさん売れた訳ではないければ、時代を超えて読みつ…

政治家に人柄など不要!日本人はどこまで馬鹿にされれば気が済むのか?

ご存じの通り2020年9月17日に菅内閣が発足しました。 これを受けて早速各メディアが世論調査を行い菅内閣の支持率を発表。例えば日経新聞では、支持率74%、発足時歴代3位と報じています。 私はこの報道を耳にした時、愕然としました。 支持率の高さもそうな…

なぜ自動車の覇権争いを知れば未来がわかるのか

突然ですが、日本で環境にやさしい車と言えば、どんな車が思いつきますか? 日本で言えば、まず間違いなくプリウスに代表されるHV(ハイブリッド)車でしょう。日産リーフなど一部で電気自動車もありますが、基本的に日本で環境に優しい車とはすなわちHV。な…

自動車から見る世界の覇権競争。川口マーン恵美著「新経済戦争」。

昨今のニュースを見てつくづく思うことは「競争」「争い」「戦争」といったワードが使われることが非常に多いという環境問題、米中貿易戦争、IT関連の開発競争。 昨今のニュースを見るとこういった「争い」的なワードを必ずと言って良いほど目にします。 争…

改めて考える「働くことの意義」。人工知能に取って代わられる労働とは?

井上智洋さんの「人工知能と経済の未来 -2030年雇用大崩壊ー」のレビューです。新書ということで読みやすい形式になっていますが、単純な「AI脅威論」ではなく、AI技術の今後の展望とそれが社会に与える影響。人間にとっての働くことの意義まで平易な文章で…

「緊急事態宣言」という愚策と「事業規模」というごまかし

とうとう緊急事態宣言が出される事態になってしまいました。 世の中の空気とは敢えて全く逆のことを言いますが、はっきり言ってこんな馬鹿げた話はありません。なぜならこの宣言によって日本の経済恐慌の被害が激化する可能性が非常に高いからです。 今回は…

コロナウィルス経済対策は「事業規模30兆円」じゃ全然足りない

新型コロナウィルスの国内経済への悪影響のために政府が超大型経済対策を打ち出そうとしています。 ただ、その経済対策の中身についてはどうも“前例に囚われない”とか“超大型”とかいう言葉だけで、中身が全く伴ってないスカスカの経済対策”になりそうな様子…

あなたの食卓が危険で一杯になる日。日本の食料安全神話崩壊 その2

早速ですが今回は前回の記事に続き、種子法が廃案になったことによって私たちの食生活にどのような影響が出るかについてです。 [目次] 種子法廃止後、誰が種を作るのか? 民間企業が担う種子の問題点1 F1品種とは? F1品種訴訟 民間企業が担う種子の問題点2 「…

あなたの食卓が危険で一杯になる日。日本の食料安全神話崩壊 その1

日本の食物の安全を守ってきた種子法が廃止されたが、ほとんどの国民は種子法という法律が存在していたことすら知らない。そして知らない内に食物はさらに危険なステージへと上がっていく。

カルロス・ゴーンの誕生日に逃亡先のレバノンが財政破綻

今日、3月9日は元日産自動車会長のカルロス・ゴーン氏の誕生日だそうです。 そのゴーン氏が逃亡先に選んだ中東の国家レバノンが財政破綻しました (笑)。 いや、笑い事じゃないですしゴーン氏の逃亡とも何の関係もないのですが、「カルロス・ゴーン、“持って…

SNS離れが進む潮流。私がSNSを辞めた理由と辞めて良かった点を挙げる。

辞めたくてもやめられない。何となくずるずる続けている。辞めたら周りから置いていかれるんじゃないか・・・。そんなSNS地獄にはまっている方に是非読んで欲しい。私がSNSを辞めた理由とその結果をご報告します。

読書レビュー 「AI x 人口減少 これから日本で何が起こるのか」

今回は久々の読書レビュー! お題はこちらです! 中原圭介著 「 AI x 人口減少 これから日本で何が起こるのか」。 AI×人口減少 これから日本で何が起こるのか 作者: 中原圭介 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2018/10/26 メディア: 単行本 この商品を…

トイレットペーパーに群がる人を日本人は笑えない。

新型肺炎騒動は不確実性に対応する能力を削り続けてきた日本の脆弱さを露呈した。世界は不確実性に対応して生き残るために何が必要なのかを改めて考える。

古代中国の「莊子」が予言したネット社会の病。便利さの追求が心の安定を失わせる。

さて皆さん、毎日どれくらいインターネットに接続していますか? デスクワークをしている人であればネットに繋がっていない時はほぼないでしょうし、そうじゃない人でもスマホの時間まで計算すれば、むしろ寝ている時は常時接続が当たり前かもしれません。 確…

「国民の安全よりもお金が優先」それが責任全力回避政府の大方針

新型コロナウィルス対策として2月27日に政府が出した「全国の小中高の休校要請」。 世間では賛否両論あるようですが、ざっくり言うと 賛成派: 感染拡大を防ぐためなら仕方ない。 反対派: 子供が家にいる間誰が面倒みるんだ。その間の勉強の遅れはどうする…

キャッシュレス化をこのまま進めても本当に大丈夫か?

2019年10月の消費増税に合わせて実施されているポイント還元で注目を集めているキャッシュレス化。PayPay(ペイペイ)やLINE Payなど、少しずつ日本でも拡大してきたキャッシュレス化の流れが強くなっていますが、一方で「個人情報の抜き取り」などの懸念が多…

GDPがマイナス!!の何が問題なのか改めて考えてみる

すでにニュースで大きく報じられていますが、2019年10月から12月のGDP (国内総生産)がマイナスに落ち込みました。実質でマイナス1.6%、名目でマイナス1.2%。 ただ「実質GDPがマイナス1.6%!!」とか言われても、恐らく普段経済にそれほど関心がない方や経済…

10秒でわかる日本が財政破綻しない理由

毎度毎度湧いて出てくる「国の借金◯◯兆円突破!」「国民一人当たり◯◯万円!」という報道。なんかもう、逆にみんな「またいつものやつか〜。はいはい、大変大変。」と呆れ返っているような気さえします。 このブログでは何度も書いてますが、日本が財政破綻す…

全力でデフレを支援する日本人マインド

前回のこちらの投稿でデフレとは何なのかについて取り上げました。 今日は肝心の「じゃあ、どうやったらデフレから脱却できるのか?」ついての解説です。 [目次] インフレとデフレの違い デフレの原因はお金が足りないから お金は誰が発行できるのか? デフレ…

デフレ不況とは何なのか? インフレとは何が違うのか。

早いもので新しい令和の時代になってもうすぐ1年が経とうとしています。 去年の今頃は、平成が終わるなんてあまり実感がありませんでしたが、一年も経つと案外令和にも馴染んでしまい、「平成」という時代がすっかり過去になりつつあるように思います。 しか…

新型肺炎というグローバル社会の申し子が世界を平等に襲う

世界中で猛威を奮っている新型コロナウィルス。 WHOの報告によると、2月2日時点で死者が361人を超え、感染者数も1万7000人を突破。日本でも感染者が20人に達した模様。 たまらず日本政府も中国からの入国を制限。すでに8人を入国拒否としたようです (春節で…

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