世界を救う読書

ビジネス書から文芸書までさまざまな本を通して世界の見方を考えるブログ

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

トルコリラの暴落と経済危機。危機が繰り返される理由はそれで儲かる人たちがいるからだ。

さて、世間を騒がせている通り、今トルコの通貨リラがえらいことになっています。 当然トルコ経済も大混乱です。 1990年代にはアジア通貨危機があり、最近ではギリシャ危機があり、正直「また危機なの? 今度はどこや?」という感じがしないでもありません。 …

POLA化粧品の新CMに見る「日本人の主体性」について考えてみた。

さて皆さん、化粧品メーカー「POLA」の新しいCMをご覧になりましたでしょうか。 普段テレビをご覧にならない方はご覧になってないかもしれませんね。 その中で次のようなセリフがあるのですが 「この国では二つの仮面が必要だ。 学校では個性が大事と教えら…

移民先進国の欧州でも持て余す移民問題を、“日本ごとき”が乗り越えられるわけがない。

突然ですが皆さん、「奴隷貿易」という言葉を聞いたことがありますでしょうか? 中学校や高校の歴史授業でも取り上げられますので、ほとんど人が聞き覚えはあるのではないかと思います。 念のためコトバンクさんの説明を引用しておきますと アフリカ住民を奴…

日本の新聞に本当ことを伝える「ジャーナリズム」は実現不可能である

さてインターネット全盛期である昨今、みなさん普段新聞を読んでいますか? 昨年私の会社に入った新入社員はサラッと「ネット見れば良いんで、わざわざ買う意味ないですもんね。ネットの方が早いし。」と言ってのけました。 ちなみに、その子は学がない訳では…

星野源の「おげんさんといっしょ」。生放送という不確実性が生み出すワクワクとドキドキ。

皆さん、星野源主演(?)の音楽番組「おげんさんといっしょ」をご存知でしょうか? 星野源が「おげんさん」という名前のお母さん(?)に扮して、様々なミュージシャンとともに音楽談義に花を咲かせる番組です。 一昨日、三浦大知をゲストに迎えて第二回が放送され…

「水道民営化がたった8時間の国会審議で衆院通過した」という事実を今頃知りましたm(_ _)m

日頃偉そうなことを言っておきながら、「こんな事にも気付かないなんて・・・」と反省ひとしきりですが、 水道事業を民営化するという私達の生活に直結する重要な法案がたった8時間の国会審議で衆議院を通過した そうですΣ(゚Д゚) 詳細は下記にて荻原博子氏が…

アニメキャラにのめり込む人間と金融投資家は、その根幹において同じである。

突然ですが、皆さん VTuber という人たち(?)のことをご存知でしょうか? Youtuber (ユーチューバー)に似ている名前から想像できるかもしれませんが、 バーチャル・ユーチューバーの略です。 「バーチャル」というだけあって、架空のキャラクターを作って、そ…

オリンピック組織委員会よ。若者のやる気につけ入るんじゃない。

昨日の投稿で、日本の最低賃金の低さが世界的に見ても異常であることを書きました。 ですが、実はこの最低賃金以下の低さで日本人の労働力をこき使っている団体があるのをご存知でしょうか? それはオリンピック大会組織委員会と東京都です。 募集人員は11万…

日本の常識は世界の非常識。日本の最低賃金の低さが世界的に異常だということを知ろう。

さて、日本では「日本の常識は、世界の非常識」と言われます。 今回はこれぞ正に世界の常識からかけ離れている日本の常識! という話題について。 それが日本の最低賃金の異常なまでの低さ。 今月10日に今年度の都道府県別「最低賃金」が発表されたのですが …

林修の本「いつやるか? 今でしょ!」(2012年)を今頃読んでみた

「いつやるか? 今でしょ!」で大ブレイクした東進ハイスクール芸人・・・もといカリスマ講師の林修先生。 彼が6年前に書いた本 「いつやるか? 今でしょ −今すぐできる45の自己改造術!−」 と読みました。 今でしょ! と林先生が言っているにも関わらず、この201…

祝!! ついに100日連続投稿突破!! いまさらながら「なぜブログを始めたのか」を綴る

という訳で・・・・ついに100日連続投稿マラソンを完走することができました!!! 祝!!! やったぜ俺!!! o(〃>ω<)oオメデェエェェトオォォオオォォ!!!!! こんな課題を自分で自分に課しておいてなんですが、まぁ・・・疲れましたorz ブログ続けるのってこんなに大変なんです…

「マツダ車がなぜ魂を揺さぶるのか」。日本のブランドが在るべき姿を探るための要諦を説く本をレビュー。

ここ数年一番元気のある自動車ブランドと言えば何でしょうか? 一番売れている、ではなく、ブランドとしての価値を順調に伸ばしている会社。 その意味では私はやはり「マツダ」ではないかと思います。 地域にもよるかもしれませんが、車に乗っていて信号待ち…

「実質GDPが成長!」を鵜呑みにするな。そもそも実質GDPとは計測できないのだ。

先日8月10日に4〜6月期の国民所得統計速報が発表され、実質GDP年率1.9%成長!というようなニュースが流れています。 ここで私が皆さんに知っておいて貰いたいことはただ一つ。 それは 実質GDPは計測できないという事実 です。 そのように言うと多くの人がこ…

やり甲斐を感じられる仕事は素晴らしい。だからこそやり甲斐を搾取されないよう線引きをせよ。

突然ですが最近皆さんCDを買ってますか? 私は音楽業界に身を置きながら、ここ数年めっきりCDを買う機会が減ってしまいました・・・(-_-;) いや、駄目なんでしょうけどいろいろな事情がありましてなかなかね・・・。 そんな音楽業界への貢献度の低い私ですが…

「やる気スイッチ」は入れれば良いものではない。やる気至上主義から距離を置け。

ここは本当に日本か? と疑うほど暑い日が続いていますが、皆さん元気に過ごしてますか? 暑さには強い方だと思っている私ですが、さすがに今年の異常な暑さには心が折れそうです・・・(TдT) さて、そんな暑い時期と言えば、世間では「甲子園」のようですね。 …

接客やサービスは“おもてなし“の本質ではない。もてなしとは「何をもって、何を成すのか」?

昨日の投稿で 「今の日本は成長戦略という美辞麗句によって過去の遺産を切り売りしているだけではないか? そしてその切り売りする行為を“おもてなし”という言葉で誤魔化しているのではないか? 」 という話を書きました。 実はその時にもう一つ書きたかった話…

先人達の財産を食いつぶすだけの日本人の"おもてなし"は自己満足でしかない。

東洋経済オンラインで日本の観光業に関するちょっと面白い記事を見つけました。 この方の主張によると、最近日本国内でやたらと日本を褒めちぎる外国人観光客の反応を取り上げる傾向があるが、実は海外でそこまで「日本凄い!」と思われている訳ではない。 …

庶民のおばちゃんの方が東京大学名誉教授よりも「災害」という現実を理解している

さて皆さんご存知の通り、この週末関東〜東北地方に台風13号が接近・上陸する予想です。 先月西日本を襲った台風がもたらした大災害の記憶に新しい中、猛烈な雨風をもたらす可能性のある台風というの上陸に、進行予想コース周囲の住民は戦々恐々としているよ…

「保護主義 vs 自由主義」という善悪二元論が既に思考停止の状態である

アメリカにトランプ政権が樹立されて以来、どこのメディアでも 「保護主義から自由主義を守らなければならない」 「保護主義との戦い」 「自国第一主義を許すな」 などと保護主義と自由主義、あるいは保護貿易と自由貿易の対立を煽る論調が席巻しています。 …

TPP、EPA、そして一帯一路。すべては”現代版帝国主義”である。

さて、今日のお題は皆さんご存知(?)中国が推し進める「一帯一路構想」についてです。 以前、TPP交渉がアメリカの離脱により難航していた時期、特に企業団体では前のめりに「日本も参加すべきだ! バスに乗り遅れるな!」と一帯一路構想への参加を促す声が強か…

新聞の役割とは客観性の高い事実の報道。彼らの主張など別に聞きたくない。

今年の4月に行われた、小学校、中学校の全国学力テストの都道府県別結果が文科省より発表されたようです。 それについて各新聞が報じているのですが、中部圏のとある有力紙に 「新聞を読む子 正答率高く」と題し 「新聞を読む頻度の高い方が頻度の低い子供に…

亡くなった人に逢える技術があるとしたらどうするか?

突然ですが皆さんに質問です。 「ある人の精神をサーバーにアップロードしておくことで、その人の死後、遺族などがいつでもホログラフィーによって映像化された故人の姿と対面し、保管してあるデータに基づいて遺族と会話するサービスがある。」 としたらど…

日本の財政破綻があり得ない本当の理由

日本がデフレ不況から一向に抜け出せない最大の原因である、「日本は財政破綻する」論が全く嘘っぱちであることが、少しずつ世の中で浸透しはじめました。 「お金がない。財政破綻する」という妄想に基づいて緊縮財政 ↓ 必要な政策が打てない ↓ デフレ悪化 ↓…

「分ければ、分かる」。超我流 “追い込まれた時の問題解決法”

みなさん自動車の運転免許持ってますか? 運転免許を取るために教習所へ行ったことがある人なら分かると思いますが、大体通い始めた最初の頃に、自動車を運転するための適性検査みたいな物があります。 そこで言われたことが今だにトラウマのように私の記憶に…

「政局」という政治ショーが無ければ、国民は政治に関心を持ち続けられない。

昨日石破茂氏の書籍のタイトルに書かれていた「政策至上主義」という考え方について、異論を述べる記事を投稿しました。 長くなりすぎるので止めておいたのですが、実はその時に盛り込もうとしたもう一つの論点があります。 今日は話を投稿してみようかと。 …

石破茂氏の「政策至上主義」は正しいのか? 「政策通」の政治家は必要なのか。

今日、たまたま本屋に立ち寄った時に、石破茂氏の新書を見つけました。 時間が無かったので内容までは読んでいないのですが(笑)、その新書のタイトルが気になりました。 もちろん悪い意味で(笑)。 そのタイトルとは 「政策至上主義」 だそうです。 まぁ…

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